こんにちは、元警察官のyotaroです。
今回は、
警察官は雨が降っても傘をさしてはいけないのか?
といった疑問についてお答えします。
確かに、あまり街中で警察官が傘をさして歩いている姿って見たことないですよね?
私自身、制服警察官時代、傘をさして歩いた記憶はありません。
警察官が傘をささない理由はなんなのか?
お答えします。
警察官は傘をさせない訳ではない
警察官は、決して傘をさせないわけではありません。
むしろ、地域警察官以外の刑事や生活安全等の警察官は普通に外で傘をさします。
傘をあまり差さないのは、町でよくみかける地域課の制服警察官の人たちですね。
なぜ警察官は雨の中でも傘をささないのか?
結論:傘を持っていると現場活動の邪魔になるため
そもそも雨天時に外で活動している時点で、何らかの現場活動の必要性があって外に出ています。
現場活動をする際、傘をさして片手が塞がってしまうと
傘をさしていると支障がある現場活動
何らかの書類作成をするとき
現場の状況について図面を記載したり、市民から何かしら聴取する際、傘をさしていたのでは仕事になりません。
雨が降っていたらそもそも図面も文字もかけないんじゃない?
と思った方も多いでしょう。
実は、雨天でも滲まず字や図面が描ける用紙があるのです。
自腹で↑のような雨天用紙を買う人もいますが、交通課の人にお願いすれば、事故見分用雨天用紙がもらえたりします(笑)
交通整理をするとき
雨が降っていても交通事故が発生すれば、交通整理を行わなくてはなりません。
となると、停止棒を振ったり警笛を吹いたりします。
当然ですが、傘をさして片手が塞がると都合が悪いですよね。
危険が予想される現場にいくとき
被疑者が刃物を持って暴れている! なんて現場に行くときも、悠長に傘なんかさしてられません。
当然ですが、 傘よりも警棒や拳銃、盾を持つことに集中した方がいいですよね。
現場警察官は業務の都合上傘をささない方が都合が良い
以上述べてきたとおり、現場活動が多いの警察官は、傘を持たない方が都合が良いのです。
合羽さえあればある程度は何とかなりますからね。