こんにちは、元警察官のyotaroです。
鹿児島県警でとんでもない不祥事が発生しました。
内容は以下の通りです。
警察官が13歳未満の少女と強制性交で逮捕 不祥事も県警は会見を拒否
県内の宿泊施設で少女(13歳未満)と性交したとして警察官(28)が逮捕されました。県警の警察官が逮捕されるのは過去5年間で8人目です。 逮捕されたのは県警本部・留置管理課の巡査長、●●●●容疑者(28)です。●●容疑者は今年2月下旬、SNSを通じて知り合った少女(13歳未満)と県内の宿泊施設で性交をした強制性交の疑いがもたれています。調べに対し、「性交したことは間違いないが、13歳未満とは知らなかった」と容疑を否認しています。事件当時、●●容疑者は鹿児島西警察署の留置管理課に勤務しており、被害にあった少女には自身を警察官だと話していたということです。上別府 高宏首席席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、被害者をはじめ県民の皆さんに深くお詫び申し上げます。事実関係を調査の上、厳正に対処いたします」とコメントしています。警察官が逮捕されるのは過去5年間で8人目です。 県警は今回の不祥事について記者会見を開くことを拒否しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3757b039af6966a4cb842f8a44d57eb692272077
警察官が13歳未満の少女と強制性交という、とんでもない内容ですね。
本ブログでも何度か取り上げていますが、警察官による性犯罪が後を絶ちません。
余談ですが、「強制性交罪」は本年7月の法改正により、「不同意性交罪」に罪名が変わっていますのでご注意ください。
鹿児島県警の警察官はどんな懲戒処分を受けるか?
今回の強制性交によって、巡査部長はどのような懲戒処分を受けるでしょうか。
鹿児島県警の懲戒処分規定が、ネット上で検索しても見つからなかったため、他県警の懲戒処分規定を参考にして検討します。
第2 規律違反行為の態様と懲戒処分の種類
2 私生活上の行為
殺人、強盗、放火又は不同意性交等を犯すこと
免職
https://www.police.pref.nagasaki.jp/police/wp-content/uploads/2019/12/3ba73c93e497eadb50e154e96b57f35b-1.pdf
長崎県警の懲戒処分の指針によれば、強制性交=不同意性交は「免職」の処分を受けるとのことです。
一言で言えば、クビになるということですね。
免職であれば、退職金は出ません。警がどういった判断を下すのか、注目したいところです。
警察官の定番不祥事「異性問題」
警察官という職業柄なのか分かりませんが、性犯罪や職場内不倫と言った、異性絡みの不祥事が後を絶ちません。
警察組織は、今回の巡査のような若い世代に限らず、ベテランクラスの年代まで、幅広い世代で異性問題を起こしています。
全国的に警察官のイメージダウンに繋がるため、危機感を持って不祥事防止対策を行ってほしいですね。
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