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刑事と警察官の違いは?刑事だって同じ警察官です!!

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

おそらくドラマの影響でしょうが、

「刑事と警察官は違う?」

という認識の方が一定数居るようです。

ドラマやアニメの影響で、探偵と刑事と混同している方も居ますよね。

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刑事=警察官です

「警察官」と「刑事」に違いというものはありません。

「刑事」というのは、刑事課で働く警察官の「通称」みたいなものです。

各警察署に「刑事課」という課が存在しており、そこで働く人がいわゆる「刑事さん」です。

例) ○○警察署刑事課

刑事の仕事と役割

刑事課の仕事は、主に「刑法犯」の犯罪捜査です。

窃盗、暴行、放火、詐欺など、分野ごとに刑事一課、刑事二課~等と別れます。

刑法犯以外の犯罪、 道路交通法であれば、交通課、その他の特別法犯になれば生活安全課とそれぞれ別れています。

刑事課の仕事内容や種類については以下の記事で紹介しています。

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刑事課の警察官を「〇〇刑事」と呼ぶのか?

よくテレビドラマだと、 「○○刑事」と刑事のことを呼びますよね。

実はこの呼び方、 警察組織ではあまり一般的ではありません。

警察組織では、 苗字 + 役職 (階級)で呼ぶのが一般的です。

例えば、 刑事課に鈴木という巡査部長(役職は主任) がいるとしましょう。

その方を呼ぶ際は、鈴木部長若しくは鈴木主任が一般的です。

〇〇刑事と呼ぶケース

○○刑事という呼び方は一般的でないとは言いましたが、愛称として〇〇刑事という呼び方をすることもあります。

刑事課員になり立ての若手巡査なんかは、こうした呼び方をされていましたよ。

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じゃあ探偵とは何なのか?

ドラマやアニメの正解だと、探偵が事件の現場に来て「あーだこーだ」やっていますよね。

探偵が難事件を解決に導くこともあります。

現実には、探偵が事件の現場に来ることはありません。

探偵には捜査権が与えられておらず、事件の現場に居合わせたところで何もできないでしょう。

それどころか、現場の警察から排除されてしまうでしょう。

探偵を犯罪捜査のアテにしている警察官は現実には存在しません。

警察から見た探偵というのは、ちょっといい方は悪いですが、

「依頼を受けてグレーな手法で身元調査している人たち」

くらいの認識なのです。

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警察の組織事情