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警察に中途採用で転職したい場合に知っておくべきこと【元警察官が語る実態】

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

このページを見てくださっている方は、 中途採用で警察官への転職を考えている方が多いでしょう。

あなたが警察官に転職したい、と思う理由はなんでしょうか。

福利厚生、昔からの憧れ、今の仕事がブラックだから、給料が良いから・・・色々あると思います

警察の労働環境について、よく知らないまま転職するのは非常に危険です。

警察組織は、 労働環境という観点から見ても非常に特殊です。

採用パンフレットや公式HPでは、都合の良いことしか書いていないため、リアルな労働慣行の をお伝えします。

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警察に転職する前に知っておきたい警察の労働環境について

何歳だろうと必ず警察学校で訓練を受けなければならない

新卒だろうと、 中途採用であろうと、必ず警察学校に入校して訓練を受ける必要があります。

大卒なら6か月、高卒なら10か月、警察学校に泊りがけで寮生活を送ります。

入校中は基本的に土日しか帰れなくなるめ、家庭のある方は、よく検討しましょう。

警察学校に関する記事はコチラでまとめています。↓

上下関係が厳しい

皆さんご存知のとおり、 警察は階級社会です。

風通しが良い職場、意見がいいやすい職場、フランクな職場とは真逆に位置する傾向がありま

言葉遣い、態度、声を掛けるタイミング等かなり気を遣うでしょう。

上司次第な面もありますが、基本的にはお堅い組織であることを知っておきましょう。

私生活も制限受ける

休み中の飲酒や外出に制限を受ける

旅行だって自由にはできません。

交際相手に関する情報を申請することもあります。

高額な買い物は上司に報告しないといけません。

転勤が多い

平均して3~5年に1回程度転勤があります。

警察官は、基本的に異動先の警察署の管轄地域内に居住することが求められます。

災害や事件があった時、すぐに参集できるようにするためですね。

ずっと同じ土地に住み続ける、ということが難しいため、引っ越しや単身赴任からは逃れられません。

有休がとりにくい

警察は割どこも人手不足です。

泊りがけの勤務もあり、1人が休むことにより、組織に与える影響が大きいのです。

割と最近まで、「風邪くらいでは休まない、這ってでも来い。」というのが警察組織の共有認識でした。(コロナ以降風邪でも休みやすくなりました)

休日出勤が多い

警察官、とにかく休日出勤が多いです。

多忙な部署だと、1か月休みなしになることもザラです。

急な呼び出しで休日が潰れることもあります。

警察官になると、そんな人生が退職までずっと続くことになります。

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警察官への転職は慎重に

正直、 警察よりブラックな職場もいくらでもあると思います。

こういった警察の実態を見て、

「今の職場よりはマシ」「これくらいならやっていける」「それでも警察になりたい」

と思えた方は、ぜひ警察官試験を受験しましょう。

警察官の辛いこと・大変なところ【元警察官が教えます】

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警察の組織事情