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警察官に職務質問をされた場合に記録は残るのか? 

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

警察官に職務質問をされた場合、記録は残るのか?

といった疑問についてお答えします。

職務質問では、身分証を控えられたり、会社や学校名を聞かれることもありますからね。

「記録されて後々利用されるのではないか?」

不安に思ってしまうのも無理はありません。

関連記事:職務質問をされたら会社や学校に連絡が行くのか?

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職務質問の記録は残るパターンと残らないパターンがある

警察官に職務質問をされても、必ずしも記録に残るわけではありません。

記録が残るケース=身分証を控えられたり無線照会された場合

職務質問を受けた人はわかると思いますが、警察官に身分証の提示を求められたり、無線で照会をされることがありますよね。

こうした場合は、職務質問の記録は残ります。

とはいえ、記録に残ると言っても、その日の活動日誌に備忘録的に残る程度です。

よっぽどのことがない限り、後から見返すことはまずありません。

大量の書類の中に埋もれ、書類の廃棄時期が来れば破棄されて終わりです。

ただし、犯罪に関与していそうな人物の場合、活動日誌とは別に書類として残しておく可能性はあります。

記録に残らないケース=単純な声掛け程度の場合

警察官から声をかけられても、それ即ち職務質問というわけではありません。

身分証も見られず、照会もされないような声掛けであれば、まず警察の記録に残ることはありません。

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職務質問の記録が残ることで考えられる影響

警察官に職務質問をされて記録に残ってしまった場合、どのような影響が考えられるのでしょうか。

影響はとくになし!

自分の情報が残ってしまうことで、なんとなく気持ち悪いかもしれませんが、 まず日常生活には全く影響はありません。

警察官は多ければ1日で何十人もの人に職務質問をするため、いちいち昔職務質問をした人を掘り起こす暇もありません。

よっぽど犯罪に関わってそうな人以外、まず忘れてしまいます。

職務質問をされて持ち物を見られたとしても、その場限りで終わったのであれば全く心配する必要はないので、安心してくださいね。

そもそも職務質問は拒否できるのか?といった疑問についてもお答えしています↓

関連記事:職務質問は拒否しても良いのか?【元警察官が解説】

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