こんにちは、元警察官のyotaroです。
警察官に職務質問をされた場合、記録は残るのか?
といった疑問についてお答えします。
職務質問では、身分証を控えられたり、会社や学校名を聞かれることもありますからね。
「記録されて後々利用されるのではないか?」
不安に思ってしまうのも無理はありません。
職務質問の記録は残るパターンと残らないパターンがある
警察官に職務質問をされても、必ずしも記録に残るわけではありません。
記録が残るケース=身分証を控えられたり無線照会された場合
職務質問を受けた人はわかると思いますが、警察官に身分証の提示を求められたり、無線で照会をされることがありますよね。
こうした場合は、職務質問の記録は残ります。
とはいえ、記録に残ると言っても、その日の活動日誌に備忘録的に残る程度です。
よっぽどのことがない限り、後から見返すことはまずありません。
大量の書類の中に埋もれ、書類の廃棄時期が来れば破棄されて終わりです。
ただし、犯罪に関与していそうな人物の場合、活動日誌とは別に書類として残しておく可能性はあります。
記録に残らないケース=単純な声掛け程度の場合
警察官から声をかけられても、それ即ち職務質問というわけではありません。
身分証も見られず、照会もされないような声掛けであれば、まず警察の記録に残ることはありません。
職務質問の記録が残ることで考えられる影響
警察官に職務質問をされて記録に残ってしまった場合、どのような影響が考えられるのでしょうか。
影響はとくになし!
自分の情報が残ってしまうことで、なんとなく気持ち悪いかもしれませんが、 まず日常生活には全く影響はありません。
警察官は多ければ1日で何十人もの人に職務質問をするため、いちいち昔職務質問をした人を掘り起こす暇もありません。
よっぽど犯罪に関わってそうな人以外、まず忘れてしまいます。
職務質問をされて持ち物を見られたとしても、その場限りで終わったのであれば全く心配する必要はないので、安心してくださいね。
そもそも職務質問は拒否できるのか?といった疑問についてもお答えしています↓