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【徳島県警不祥事】警部補が不適切関係の女性に個人情報漏洩で懲戒免職処分!

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

徳島県警で不祥事が発生しました。

内容は下記のとおりです。

警部補が女性などに情報漏えい疑い書類送検 徳島県警

11月10日 14時24分

徳島県牟岐警察署の警部補が、不適切な関係にあった女性や知り合いの男性に捜査に関する情報や他人の住所などの情報を漏らしていた疑いがあるとして地方公務員法違反などの疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、徳島県の牟岐警察署に勤務する40代の男性警部補です。

警察や捜査関係者によりますと、この警部補は不適切な関係にあった知人の女性や知り合いの男性に捜査に関する情報や他人の住所、それに犯罪歴などの個人情報を繰り返し漏らしていた疑いがあるということです。

また、警察の捜査費を女性に対する手土産代などに使ったにも関わらず、うその内容の報告書を作成した疑いもあるということです。

この警部補は、詐欺や汚職などの知能犯の捜査に長く携わり、女性に自分の仕事を誇示したり、関係を維持したりするためや、以前から知り合いだった男性の求めに応じ、情報を伝えていたとみられるということです。

警察の内部調査で明らかになったということで、女性との不適切な関係や多額の借金も確認されたということです。

警察は、10日、この警部補を地方公務員法違反などの疑いで書類送検するとともに懲戒免職にしました。

また、監督責任として上司にあたる警視や警部あわせて8人を所属長訓戒や本部長注意の処分にしました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20231110/8020018991.html

徳島県警の警部補が、犯罪歴などの個人情報を繰り返し漏洩、さらに捜査費を嘘の名目で計上していたとの内容です。

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捜査費の私的利用が発覚

今回クビになった警部補は、詐欺や汚職などの「知能犯部門」の捜査に長く従事していたとのこと。

警察組織の中でも、かなり「捜査費」を使用する部署ですね。

捜査費は通常何に使われる?

最も典型的なのは、捜査協力への謝礼として使われます。

具体的には、現金であったり、捜査協力者の好きな物であったりします。

捜査費の使用は報告が義務付けられている

捜査費を使用する際は、署長まで報告することが義務付けられています。

少額の捜査費であれば、事前の報告なしにポケットマネーから支払い、後から清算を受けることも出来ます。

捜査費の使用後には、レシートや捜査費を使用した際の状況について報告書で提出します。

この警部補は長く捜査部門にいたこともあり、嘘の内容の報告書を作るのも慣れているのでしょう。

昔はあるあるだった?捜査費の私的利用

今から20年以上前、「警察改革」が行われる以前は、捜査費の私的利用なんて割とよく聞く話だったそうです。

会計に関する検査もザルだったのですね。

あまりの警察組織の腐敗ぶりに、「警察改革」が行われた経緯があります。

裏金も普通に存在していたという時代です。

時代が時代なら、今回のような捜査費の使用も発覚しなかったでしょう。

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不祥事の典型的な原因 異性問題+借金

警察不祥事の典型的な原因として

・飲酒に関するもの

・お金に関するもの

・異性に関するもの

があります。

今回の不祥事は、お金と異性の複合パターンですね。

警察組織内でも何度も繰り返し、指示されているところですが、一向に不祥事はなくなりません。

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