こんにちは、元警察官のyotaroです。
秋田県警で不祥事が発生しました。
内容は下記のとおりです。
酒気帯び運転、巡査長を懲戒 秋田県警
秋田県警は8日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で警察署勤務の30代男性巡査長を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は「早く帰って休みたかった。大変申し訳ない」と話し、同日付で依願退職した。
送検容疑は11月5日午前5時10分ごろ、秋田市内の国道で酒気帯び運転した疑い。
酒気帯び運転、巡査長を懲戒 秋田県警:時事ドットコム
県警によると、巡査長は4日午後6時~5日午前4時ごろ、同僚3人と飲酒。車を運転して帰宅途中、信号待ちした際に寝てしまった。通り掛かった人が青信号で停止したままの車を不審に思い、通報した。
阿部大輔警務部長の話 極めて遺憾で、深くおわび申し上げる。指導を徹底し再発防止に努める。
警察官が飲酒運転で検挙されるという、残念な内容です。
大原則 酒を飲むなら車で来ない
今回懲戒処分を受けた巡査長は、同僚と午後6時~午前4時まで飲酒したのち運転して帰っています。
飲酒時間が長いのは大目に見るにしても、そもそも酒席に車で来ていること自体が問題です。
運転代行を頼めなかったにしても、そのまま運転して帰ってしまうあたり、あまりに警察官としての自覚に欠けていると言わざるを得ませんね。
初めから運転して帰るつもりだったのでは?と思われても仕方がありません。
周りの同僚も、それぞれ帰り足について確認しなかったのでしょうか。
一歩間違えば大事故になる飲酒運転
今回の巡査長は、信号待ちで寝込んでしまったところ、通報され検挙されたようです。
たまたま信号待ちで停止していたからよかったものの、走行中に寝込んでしまった場合、大事故を引き起こしていた可能性もあります。
今回、他人に怪我をさせる事故で無かったのが不幸中の幸いでしょう。
余談 飲酒運転の「酒気帯び」と「酒酔い」の判断基準
飲酒運転には、酔いの程度によって「酒気帯び」と「酒酔い」の2種類があります。
酒気帯びと酒酔いの認定は、単純にアルコール検知器の測定値で決めるのではなく、運転手の会話状況や見 分状況を総合的に判断して決定します。
今回の巡査長はかなり遅くまで深酒をしていたようですが、「酒酔い状態」まではいかなかったようです。
秋田県人らしく、相当酒に強かった?ことがうかがえます。
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