こんにちは、元警察官のyotaroです。
福島県警で不祥事が発生しました。
内容は下記のとおりです。
捜査に使う金を同僚から盗んだいわき南警察署の男性巡査長を懲戒処分 26日付で依願退職<福島県>
捜査に使う金を盗んだいわき南警察署の男性巡査長を懲戒処分とした。 福島県警察本部によると、いわき南警察署の35歳の男性巡査長は、2023年9月、署内で2人の同僚の机の鍵を開けて捜査費を2万円ずつ、合わせて4万円盗んだということ。 県警察本部は、1月26日付でこの男性巡査長を懲戒処分とした上で、窃盗の疑いで書類送検した。 男性巡査長は窃盗事件を捜査する立場で、聞き取りに対し「ギャンブルに使うためだった。馬鹿なことをした」と話していて、26日付けで依願退職した。
福島テレビ
捜査に使う金を同僚から盗んだいわき南警察署の男性巡査長を懲戒処分 26日付で依願退職<福島県>(福島テレビ) – Yahoo!ニュース
窃盗事件捜査を担当する警察官が、同僚の机から金を盗んでしまったというお粗末な不祥事です。
やはり警察不祥事の定番である 「金」の問題
今回同僚のお金を盗んだ巡査長は、ギャンブルで借金を抱えていたとのことです。
警察不祥事は、
・酒
・金
・異性
この3つが原因の多くを占めている、と何度もこのブログ内でも話してきましたが、今回も例によって 「金」が原因の不祥事です。
警察官はギャンブル好きが多い!?
今回の巡査長のように、ギャンブルで借金を抱え込んでしまう警察官は、決して珍しくはありません。
私がいた県警にも、ギャンブルで多額の借金をしてしまい、職場に消費者金融から連絡がかかってきてしまった者がいました。
身上指導では職員の問題を把握しきれない現実
警察では、身上指導・身上把握と呼ばれる面談によって、職員の不祥事防止を図っています。
しかし、身上指導はあくまで任意的な聞き取りに過ぎないため、借金状況等について聞かれても素直に応え ない職員がほとんどではないかと思います。
実際、厳しい上司に素直に報告したら、ぼろくそに言われることが目に見えていますからね。
職員が本当に悩みを打ち明けられるような身上指導体制じゃないと、不祥事防止には役立ちません。
全国的に警察不祥事が発生している現状、よりよい不祥事防止対策が求められているのはいうまでもありません.
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