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駐在所員の勤務形態を紹介!駐在所の休みはいつなの?

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは元警察官のyotaroです。

今回は駐在所の勤務時間についてお話しします。

駐在所と言うと、いかにもド田舎というか、離島の勤務等をイメージする方も多いのではないでしょうか?

首都圏ではあまり見かけない駐在所ですが、地方では割とその辺に点在してます(笑)

地方の県警に就職すると、駐在所の勤務を経験することも珍しくありません。

yotaroもわずかですが、駐在所勤務を経験したことがあります。

さて、この駐在所という勤務。

住み込みが基本ということもあり、一般的な地域課のお巡りさんの勤務時間とは異なっています。

参考記事

駐在所勤務は左遷なのか?【元警察官が解説します】

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駐在所の勤務は平日の午前8時30分から午後5時15分

いわゆる普通の公務員と同様、駐在所員の勤務は平日の午前8時30分から午後5時15分です。

駐在所員は自宅が職場になるため、朝もギリギリまで寝ていられるのが嬉しいですね。

不定期で泊まり勤務=夜勤があることも

警察署の事情によっては、月に何回か警察署での泊まり勤務があることもあります。

駐在所は交番と同様に、警察署の出先機関という扱いです。

そのため、警察署で人手が足りない場合は、警察署で事件事故対応の手伝いをすることになります。

駐在所の休みは土日が基本

駐在所は基本的に土日が休みです。

ただし、先述した通り、不定期で駐在所員も警察署で泊まり勤務を行うことがあります。

土日に泊まり勤務をやると、その分平日に休みを取ることになります。

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駐在所の勤務形態 一見して普通の公務員だがその実態は・・・

朝の見守り活動に自主的に参加させられることも

配置になった駐在所によっては、朝の通学時間帯に見守り活動をやらなくてはいけません。

朝7時から8時の間に通学路に立ったりパトロール活動を行います。

結構この朝の見守り活動、駐在所のあるあるなんです。

先代の駐在さんがずっと見守り活動を続けてきてしまったため、後任者も辞めるに辞められないなんて話は珍しくありません。

なおこの朝の見守り活動は大抵、ボランティア活動として行われています。

超過勤務手当は出ませんし、時差出勤等の補填もありません。

これに対して超過勤務を申請しても却下されるのがオチです(笑)

警察官になる前に知っておきたい!警察官がブラックだと思われる理由5選!(労働環境編)

普通の警察官同様 休日の呼び出しがある

当然ですが、管内で大きな事件や事故が発生すれば、休日であっても呼び出しがかかります。

また、事件や事故で、駐在所管内に居住する人と連絡が取りたい時なんかも連絡があります。

駐在所に備え付けの「巡回連絡カード」を確認し、連絡を取るためですね。

警察官という仕事柄、職場から呼び出されたり、ちょくちょく電話がかかってくるのは避けられない運命にあります。

yotaroも休日に外出中、呼び出されて泣く泣く駐在所に戻ったことが何回もあります。

休日に駐在所に来客する客の対応をすることも

休日であれば通常駐在所は不在の札を掛けて置き、要件があれば警察署に問い合わせる旨の案内をしておきます。

しかし、住民の中にはわざわざ居宅まで訪ねてくる方もいます。

休みだろうとお構いなしに「車があるから居るのだろう」なんてことを言われるわけです。

休日にも関わらずたまったもんではありませんが、住民は駐在所は24時間勤務だと思っています。

ここで住民を無下に扱うと、地域内で評判が悪くなり、仕事のやりにくさにつながるため嫌でも受け入れましょう。

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地域との密着関係は駐在所の醍醐味だが、奥様や家族の理解は必須

駐在所員のやりがい、醍醐味は何といっても地域に密着した仕事が出来ることです。

地域の集まりにもたくさん呼ばれますし、普通のお巡りさん以上に地域の中に溶け込むことになります。

しかし、関係が濃くなればその分厄介ごとに巻き込まれることもあります。

土日や休みであっても、住民の頼みがあれば仕方なく対応せざるを得ないことも。

自分が不在の際は、家族が代わりに来客者の対応をすることだってあります。

それ故に、駐在所勤務は、家族や奥様が仕事に対して理解があることが必須ですね。

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