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福岡県警の巡査長が保険金詐欺・不正照会・不倫で懲戒免職!

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

福岡県警で不祥事が発生しました。

内容は以下の通りです。

「これぐらいよいと甘い考えあった」福岡県警の巡査長(28)を保険金詐欺の疑いで書類送検、交通事故の「代車費用」を不正請求か~不正照会・不倫の疑いも

RKB毎日放送2023年10月20日(金) 15:08
福岡県警の巡査長(28)が、交通事故の「代車」名目で保険会社などに7万7000円を不正に請求した詐欺の疑いで書類送検されました。巡査長は20日、懲戒免職処分を受けました。

◆交通事故の「代車」費用を不正請求か
宗像警察署の巡査長(28)は、去年7月30日に20代の妻が起こした交通事故をめぐり、妻に代車を貸していないにも関わらず、損害保険会社に保険金を請求し3万5000円を不正に受け取った疑いです。また、2018年には自分が運転する車の事故をめぐり、第三者に代車を貸し出した事実がないにも関わらず4万2000円をだまし取った疑いももたれています。巡査長は「詐欺にあたるとの認識はあったが、これくらいよいだろうという甘い考えがあった」と供述しているということです。

◆“不正照会”や“不倫”の疑いもあり懲戒免職処分に
さらに、▽2019年に必要がないのに業務端末で不正な照会をした疑い、▽2018年以降、既婚者でありながら複数の女性と不適切な交際をした疑いもあったことから警察は20日付けで懲戒免職処分にしました。保険金詐欺をめぐっては、巡査長のほか妻と自動車整備業の男性とその従業員の計4人が書類送検されています。

◆「厳正に処分いたしました」福岡県警のコメント
巡査長は2017年4月に警察官に採用されました。福岡県警の監察官室は、巡査長の不祥事を受けて、次のようにコメントしました。

桐原哲夫首席監察官は「事実関係を踏まえ厳正に処分いたしました。関係者および県民の皆様に対して深くお詫び申し上げます。職員への指導・教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/789748?display=1

今回の巡査長、なかなかの大物です。

保険金詐欺2件、不正照会、不倫と非違事案のオンパレードです。

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警察学校の時点で適性を見抜けなかったのか?という疑問

これだけの非違事案を起こす警察官であれば、警察学校の時点でも適正に疑問符がついていてもおかしくはありません。

辞めさせるだけの決定打が無かった可能性もありますが、こうした犯罪行為を働く前に辞めさせられなかったのかと、悔いが残ります。

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不正照会はなんのために行うのか?

不正照会で懲戒処分を受ける警察官は後を絶ちません。

警察官の照会システムには種類があり、

・車のナンバーの照会をするシステム

・個人の氏名・生年月日等で照会するシステム

等があります。

いずれのシステムも、個人の住所や電話番号の特定が可能です。

こうしたシステムを使った不正照会は、なんとなく闇雲に行われるものではなく、何らかの目的があって行われている可能性が高いです。

考えられる不正照会の理由

不正照会の理由として以下のようなことが考えられます。

・好意を持った女性の車のナンバーから、所有者の住所・電話番号を把握する

・氏名・生年月日から女性の電話番号や住所を把握する

こういった照会で懲戒処分を受ける警察官は後を絶ちません。

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