こんにちは、元警察官のyotaoです。
今回は、街で見かけるパトカーが1日でどれくらい走っているのか？
年間でどれくらい走るのか？
についてお答えします。
例１： 警察署の自動車警ら係のパトカー
まずは一般的な警察署のパトカーから紹介します。
皆様が街中で見かけるような、クラウンのパトカーだと思ってください。
警察署のパトカーは1日で200km以上走ります
自動車警ら係は、パトカーで事件事故に対応する係で、休憩や書類整理の時以外はひたすらパトカーでパトロールをします。
1日で走行距離が200km超えるのはザラです。
私も実際に自動車警ら勤務の時は、1日でそれくらいの距離を走っていました。
年間で7万キロ以上は走っています
だいたい200km一日で走るとなると、 年間では7万キロ以上走る計算になります。
警察署によってばらつきはあると思いますが、だいたいどこのバト係もこれくらいは走っているでしょう。
例２：高速道路交通警察隊のパトカー
高速道路交通警察隊、通称高速隊はご存知でしょうか。
高速隊は、 高速道路上の交通事故処理や交通違反取締を行う部署です。
高速道路を走行中、突如現れる覆面パトカーに肝を冷やした経験がある人も居るでしょう。
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高速隊パトカーは1日で300km超えがザラ！？
高速道路を管轄しているため、とにかく高速隊のパトカーは距離を走ります。
管轄も広域になるため、 1日で300km超えはザラです。
年間で12万キロ以上走る!
1日で300km超えともなれば、年間ではふつーに10万キロを超えてくるわけです。
一般的な家庭の車であれば、 10万キロも乗れば「もう十分乗ったな～」って累積距離ですよね。
累積走行距離が50万キロ超えのパトカーは珍しくない
私自身、50万キロ超えのパトカー (クラウン) に乗っていたことがあります。
元々高速隊で使われていたパトカーが、 配置換えで警察署にお下がりできたものでした。
高速隊で荒々しく使われていたせいか、アクセルを踏み込んだ時にガタつく等変な癖があったのを覚えています(笑)
点検に出すと異常ないなんて言われるんですけどね。
さすがに50万キロも走ってれば、どこかしらに不調があるのは仕方がないです。
とは言え乗ってる方は怖いので、
あんまり五十万キロ超えのパトカーが現役なのはどうなの？
って思ってました(笑)
