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警察官になるとあまり遊べない?実際どうなのか?【元警察官が解説】

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

警察官になったらほとんど遊べない?遊ぶ時間がない?

こういった噂を聞いたことがある人はいませんか?

確かに警察官と聞くと、残業や休日出勤が多くあまり遊べない

と思っている方も居ると思います。

実態はどうなのか?

経験を元にお話しします

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配属される部署次第では普通に遊べる

警察官だからといって遊べないということはありません。

有休は取れますし、夏は5日間の特別休暇がもらえます。

とは言え、配属される部署によっては

・休みが取れない

・休日出勤がザラ

ということもあります。

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比較的休みが取りやすい部署

正直なところ、休みの取りやすさは直属の上司や警察署全体の雰囲気などにも左右される部分もあります。

とは言え、大体の傾向として「休みやすい」部署も存在するので、参考に留めておいてください。

地域課

地域課は比較的休みが取りやすく遊びやすい部署ではあります。

交番のお巡りさんや、パトカー勤務の警察官ですね。

後述する「専務部門」の人たちからは、「地域課ばっかり休みやがって!」と揶揄されがちな部署でもあります。

私自身、専務部門と地域警察の両方を経験してみて、地域課の方が圧倒的に休みが取りやすいし、遊ぶこともできましたね。

三交代勤務であれば、非番にさっさと帰れれば二連休くらいの勢いで遊べるでしょう。

三交代勤務についてはコチラの記事で解説しています↓

ぶっちゃけ自分の私生活も大切にしたいなら、周りの声を気にせず地域課でほどほどに仕事をやるのが一番です。

交通課

以外かもしれませんが、交通課は比較的休みが取りやすい傾向にあります。

通常、専務部門の警察官は、平日の週休日は休まず仕事に来るものですが、 交通課の人は普通に休んでいる人が多い印象です。

中でも交通事故捜査の係の人は、自分のスケジュールで仕事を進めやすいそうで、休みがとりやすいと話していました。

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休みが取りにくい部署

通称専務部門と呼ばれる課の中でも、 刑事課・生活安全課等の部署は休みを取りにくい傾向にあります。

刑事課

休みにくい、遊べない部署といえば間違いなくここです。

残業や休日出勤はザラで、非番も普通に午後6時くらいまで仕事をしている姿を何度も見ました。

上司次第では、 夜勤後はすぐ帰れることもあるようですが、若い人は残って仕事してナンボの雰囲気が根強いのではないでしょうか。

生活安全課

ここもなかなか休めない部署です。

だいたいの警察署で刑事課よりも人数が少ない割に、 色々事案が多かったりと大変な部署です。

刑事課同様に、休日出勤や残業がザラだった印象です。

警備課

警備課は比較的自分のペースで仕事がしやすい部署ではありますが、警察署によっては警備課の人数が極端に少なく、休みにくいことがあります。

私自身、 警備課に居た時は人手が足りず、平日の休みは自主的に出勤していました。

また、土日に警護等のイベントが入ることが多く、休みが取れないことも多々ありました。

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若手警察官は地域課にいるうちに遊んでおきましょう

地域課で三交代勤務をやっているうちはそれなりに遊べると思います。

若いうちであれば、非番と週休で二連休くらいの感覚にすらなるでしょう。

地域にいるうちに、年の近い先輩・後輩・同期と悔いのないように遊んでおきましょう。

専務になってしまえば、そうした友人たちと遊びに行く機会も減ってしまいます。

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警察の組織事情