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警察のヘリコプターは何してる?警察ヘリの任務とは【元警察官が解説】

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

今回はの記事では、

「警察のヘリコプターは何をしているのか?」

といった疑問についてお話します。

よく警察のヘリコプターを見かけるけど、空から何をしているの?

と思われる方も居ますよね。

実際私自身も、警察官になるまでよく知りませんでした。

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警察のヘリコプターの任務

上空からパトロールをしている

県警のヘリは、通常時は上空からパトロールを行っています。

私自身、ヘリコプターで勤務したことはないので、上空からどんな着眼点を持ってパトロールをしているのかは、推し量ることしかできません。

ただ、警察無線でちょくちょくヘリコプターの操縦士が

「今からパトロールいきますよ~」「今から戻りますよ~」

と報告を入れているのは聞いていました。

上空から何かしらの治安維持活動を行っているのですね。

被疑者・車両を追いかけている

県警のヘリは、事件や交通違反の被疑者・車両の追跡をしていることもあります。

パトカーでの犯人追尾は見失うこともありますが、上空から見通せるヘリコプターの協力は本当に頼もしいです。

ヘリコプターが適宜、犯人の進行方向や速度を無線で報告してくれるおかげで、地上部隊も動きやすくなります。

山岳遭難者の捜索・災害の救助活動をしている

山岳遭難や災害の救助といえば、ヘリコプターの出番です。

上空から遭難者や被災者を発見することができるため、人命救助にとても役立ちます。

ただし、ちょっとでも天候が悪いとヘリコプターを飛ばすことができないため、悪天候の際は地上部隊の活躍に頼らざるを得ません。

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どんな人が警察ヘリを操縦している?

警察ヘリの操縦にはヘリコプターの操縦士資格が必要

警察のヘリを操縦している人は、普通の採用試験を受けた警察官ではありません。

私が居た県警では、「技官」という警察職員の採用で、巡査や巡査部長といった階級のある「警察官」ではありませんでした。

また、操縦士は基本的にヘリコプターの台数が決まっている以上、数多く採用されることはありません。

退職者が出るタイミングでもない限り、募集すらしていないでしょう。

警察ヘリの操縦士は、非常に狭き門と言えますね。

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