警察官の離職率は高いのか、低いのか。
これから警察官を目指そうとしてる方にとっては気になるポイントですよね。
就職四季報などを見ると各会社ごとの離職率が載っており、それを参考にして就職先を決める人も多いと思います。
しかし、警察が公式に離職率を公表することはありません。
四季報でもいかにも離職率が高そうな会社はNA(ノーアンサー)なんて表記になってますよね(笑)
明確なデータはyotaroも所持していないため、ある程度の経験則で離職率についてお話します。
警察官として採用された者のうち、2~3割は3年以内にに辞めていくイメージ
この離職率が高いのか低いのか、それは皆様の判断にお任せしたいと思います。
理由も人それぞれです。
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それでは、辞める人はどういったタイミングで辞めていくのでしょうか?
離職するタイミング1 警察学校入校中
一番辞めるタイミングとして多いのが、警察学校で辞めるパターンです。
入校直後であったり、入って何ヶ月か経ってからであったり人によってまちまちではありますが。
ただ、警察学校の目的として若者を警察官として育てあげることは当然ですが、同時にあまりに警察官として不適格な者は排除することが求められます。
採用試験だけでは不適格な者を見抜くことは難しいのですね。
(ただ、同期目線で見ても「コイツ試験受からせちゃだめだろ~」って思うような者はたまに居ます)
離職するタイミング2 警察学校卒業後
せっかく卒業したのになんで!?っていうパターンです。
新人警察官は、一度警察学校を卒業し警察署に配属されたのち、再度警察学校に戻ってきます。
その際、何人かの同期生は居なくなっていますね。
警察署での仕事に適応出来なかったり、嫌な上司にあたって辞めてしまったり・・・
同期生としては非常に寂しいことですね。
離職するタイミング3 初任地の警察署
何年か警察署で働いてみたものの、仕事の内容が合わなかったり、元々違う仕事に就きたかった等の理由で辞めてしまうこともあります。
また、警察署に配属された後であっても、警察学校で排除できなかった不適格者を辞めさせるための動きは少なからずあります。
将来的に不祥事を起こしそうだと判断された者に対しては、上司の当たりも非常に厳しいものになります。
(そういった対象になるのは、そもそも警察官以前に人として問題がある人だったりするので、そこまで心配は要りません。)
3年続けられれば、辞める人はグッと少なくなる
だいたい3年も経つと離職する人も落ち着いてくるイメージですね。
ある程度仕事にも慣れ、後輩も出来てきて居心地も良くなってくる頃ですからね。
また、退職するにしてもエネルギーを要するため、面倒になってくるのもあるかもしれません。
嫌だけど潰しが利かないから警察官を続けている、というのはよくある話ですね。
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