こんにちは、元警察官のyotaroです。
今回は、財布を落としてしまった場合にやるべき措置をまとめました。
財布の早期発見・財布内に入っているカード類の悪用防止のためにご活用ください。
①まずは自分で探す
財布を最後に見かけた時間から、無くしたのに気が付いた時間が短い場合、まずは自分で思い当たる場所を探しましょう。
・車の座席の下にはありませんか?
・自宅に置き忘れている可能性はありませんか?
・いつもと違うバッグに入っていませんか?
・デパートのトイレに置き忘れていませんか?
警察に届け出はしたものの、「実は身近にありました~」なんてことはよくあります。
まずは深呼吸して冷静になり、可能な範囲で探してみましょう。
②電車内や施設内で無くした場合は施設に連絡する
電車内や施設内で落とし物をした可能性が高い場合、施設の管理者に落とし物が届いていないか確認しましょう。
基本的に、公共交通機関やデパートなどで発見された落とし物は、一定期間その施設内で保管されます。
ここで無事発見することができれば、後述する警察への届け出は基本的に不要となります。
施設に電話をかける際は、「○○ 落とし物」等と検索すると、問い合わせ方法や電話番号が出てきます。
例えば、JRでは以下のような落とし物専用のサイトがあります。↓
③クレジットカード・キャッシュカードの停止措置を行う
自分で探しても見つからず、施設に確認しても発見できなかった場合は、速やかにクレジットカード・キャッシュカードの停止措置を執りましょう。
「○○カード 停止」「○○カード 紛失」等で検索すればすぐに各カード会社の紛失・盗難専用ダイヤルにアクセスすることができます。
例 楽天カード↓
④警察に遺失届を出す
自分で探しても見つからず、施設に確認しても発見できなかった場合は警察に遺失届を出しましょう。
遺失届は最寄りの交番や警察署で出せるほか、電話でも届け出ることが可能です。
ただし、遺失届を出したからと言って、警察が積極的に落とし物を探してくれるわけではありません。
あくまで遺失届を出すことで、拾得で届いた物と照合することができるようになるだけです。