こんにちは、元警察官のyotaroです。
今回は、運動が苦手でも警察官になれるのか?といった問いについてお答えします。
警察官試験の受験を考えている方の中には
「警察の仕事に興味はある!だけど、運動が苦手だからな・・・」
「警察学校で脱落しちゃいそう」
等思っていらっしゃる方も多いと思います。
そういった方の不安を少しでも解消できればと思います。
参考:コチラの記事では警察学校に関する疑問や噂に関する記事を網羅していますのでご活用ください↓
結論 運動が苦手でも警察官にはなれるし、活躍できる
運動が苦手・・・それでも警察官にはなりたい!と思っている方、ご安心ください。
運動が苦手な人でも警察官にはなれますし、十分現場で活躍することはできます。
警察官と言えば、何かと走るイメージがありますが、現場で走る機会はめったにありません。
なんとなくお巡りさんのイメージで、
走って泥棒を捕まえる!
というものがありますが、そんなシチュエーションはほとんどありません。(※ゼロではない。)
採用試験の体力検査は大丈夫?
運動が苦手でも大丈夫とは言え、
「そもそも採用試験の体力測定で落とされてしまうのではないか?」
と不安に思う方も居るでしょう。
県警によっては、試験要綱に体力測定の基準値が設けられているところもありますよね。
採用試験の体力検査は基準値未満でも合格できる(実話)
ぶっちゃけ採用試験の体力測定は、基準値に達していなくても合格できます。
私自身、基準値未満で合格してますし、他の合格者も基準値未満でバンバン合格してます。
ちなみにyotaroが受けた県警では、
・腹筋
・握力
・シャトルラン
・反復横跳び
の試験がありました。
yotaroはこのうち
・腹筋
・シャトルラン
で基準値を超えることが出来ませんでした(笑)
結局、体力測定でごっそり落としてしまうと、脳筋ばかり残ることになります。
基準はあくまで受験する上での努力目標くらいで見ておきましょう。
とはいえ、基準値を満たしている方が良いのは当然なので、受験する方はしっかり運動や筋トレはしておきましょう。
警察学校の訓練で苦労するんじゃないの?
仮に採用試験に合格したとしても、
「警察学校の訓練に着いていけなくなるのでは」
と思われる方も居ると思います。
確かに訓練は苦労します!(これも実話)
よっぽど体育会で長年やってきた人以外はみんな苦労します。
これは仕方ないです、受け入れましょう。
訓練がキツいのは皆同じです。
yotaroの同期に
運動が出来ない、訓練が厳しくてついていけない
という理由で辞めた人は一人も居ません。
ちなみにyotaroは、入校中のシャトルランで70回が限界の体力でしたが、大盾を持って走る訓練を乗り越えられました。
柔道・剣道・逮捕術も心配しなくて大丈夫!
警察学校では、走る以外にも武道の訓練があります。
「剣道・柔道なんてやったことないし無理だよ!」
と思っている方、ご安心ください。
初心者レベルの「受け身」から授業は始まりますので、あまり心配しなくて大丈夫ですよ。
警察に入ると必ず初段を取らされますが、「警察初段」は真面目にやってれば弱くても取れます。
警察学校さえ卒業すれば運動する機会はそんなにありません
警察学校さえ卒業してしまえば、運動する機会はそんなにありません。
警察学校を卒業後、「運動しなくなって太る」というのは警察官あるあるです。
町ゆく警察官を見てあげてください。
肥満体系の警察官もふつーに居ますからね!
ただし、組織によっては朝に柔道や剣道の訓練があるところもあります。(警視庁なんかはそうですね。)
yotaroの県警では、柔道や剣道の大会が近づいてくると、出場者メンバーに選ばれた人達だけが訓練をやらされていましたね。
運動が苦手でも警察官にはなれるが、体力があるのに越したことはない
運動が苦手でも警察官になれるのか?といった内容について述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
運動が苦手でも警察官になれますし、現場で運動能力が必要になることもほとんどないのが実情です。
ただし、体力があるに越したことはないです。
運動が得意である必要性はありませんが、日々ジョギングをするなどして、体力錬成をしておくことはお勧めしたいです。
警察官は不規則勤務になることも多いため、基礎体力は間違いなく必要ですからね。