こんにちは、yotaroです。
採用試験に合格し警察官になっても、何らかの事情で退職する方も少なくありません。
仕事が合わない、人間関係、家庭の事情・・・理由は色々あると思います。
また、理由は一つではなく様々な要因が絡んでいることもあるでしょう。
警察官を辞めたいと思うことは、全く恥ずかしいことではありません。
辞めたからと言って人生が終わることはありませんので、安心してください。
ここでは、yotaroが見聞きした退職理由をご紹介します。
仕事内容が合わなかった、嫌になった
若い警察官が辞める理由として多いのが、仕事内容が合わなかったというものです。
いざ警察官という仕事に憧れ、働いてみたものの・・・
思い描いていた理想の現実とのギャップを受け入れることができず、仕事のモチベーションがあがらなくなり・・・なんてパターンですね。
実際警察官として働いてみると、犯人を捕まえたり、現場で何かすること以上に書類作成の比率が極めて高いことを思い知らされます。
書類がいつまでたっても終わらず、休みも自主的に書類を作りに来たり・・・
それがきっかけで仕事が嫌になってしまうこともあるでしょう。
退職した若手が何件も未処理の事件書類を抱えていた、なんて話は珍しくありません。
また、市民を守る仕事でありながら、職務上市民から感謝される機会は稀です。
逆に市民から心無い言葉を浴びせられることの方が多いでしょう。(そういった言葉の方が印象に残りやすいこともあります。)
そういった実態を知り、嫌気がさして職場を去っていきます。
上司や同僚との人間関係がうまくいかなかった
人間関係、言ってしまえば上司ガチャを大きく外してしまった人も辞めてしまうことはあります。
警察官は約3年程度で移動があるため、「もう少し頑張れば異動だから」なんて慰めもありますが、ク●上司に就いてしまった当事者からしたら、今すぐにでも逃げ出したくなるでしょう。
心を病んで休職したり、最悪の場合自ら命を絶ってしまうこともあります。
私が一緒にした同僚も、自ら命を絶ってしまいました。
yotaroは後輩や部下に対して、「自分の心を病んでまでこの仕事を続ける必要はないんだよ」と言い続けてきました。
心を病むほど嫌になったらさっさと辞めてしまうのも一つの手です。
正直なところ、警察官には未だにパワハラ気質な人間が数多く残っているため、人間関係の問題は一生付きまとう可能性があります。
自由になりたかった
尾●豊みたいですが、早く自由になりたくて「警察」から卒業する人もいます。
これもなりたての若い警察官によくあるパターンですね。
警察学校を卒業し、警察署に配置になると警察の官舎に住まわされることがあります。
警察署の真上に寮があるパターンもあります。
若いうちは居住選択の自由が事実上ありません。
せっかく警察学校を卒業して、自由になれると思いきや・・・
官舎で上司や先輩から監視される日常が待っています。
どこかに出かけるにしても申告を求められたり、自分の車の出入りを監視されていたり・・・
身上把握と称してプライベートまで監視されたり。
それが嫌で辞めてしまうこともありますね。
yotaro的には、寮生活も楽しいことはありますが、合わない人には徹底的に合わないでしょうね。
家庭の事情で辞めざるを得なくなった
ある程度警察官として働いてきたけど、突然ふらっと辞めてしまうパターンもあります。(yotaroもそうでした)
実家の稼業を継いだ人、農家になった人、海外に行った人、介護のために辞めた人など様々ですね。
こうした家庭の事情で辞めるパターンは、職場としては寂しいですが皆暖かく送り出すイメージですね。
警察官になったものの、退職して違う道に進む人は珍しくない
警察官を辞める理由について紹介しました。
もちろんこれらはyotaroが見聞きしたもので、他にも色々なパターンがあると思います。
警察官を辞めていった人たち、自分も含めてみんなふつーに仕事をして生活が出来てます。
警察を辞めたい、と思うことに対して後ろめたさを感じる必要は全くありません。
なお、自分の意志とは別に、不祥事を起こして辞めさせられてしまうことも・・・
辞めるにしても、円満な形で辞めたいところですね。
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