PR

警察官はギャンブル好きが多いって本当?【元警察官が語る組織事情】

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

yotaroをフォローする

こんにちは、元警察官のyotaroです。

今回は、警察にはギャンブル好きが多いのか?

という噂についてお話します。

「警察官って真面目なはずなのに、ギャンブル好きが多いの?」

と思った方も多いでしょう。

しかし、身内や友人に警察官がいる方にとっては、結構理解できる内容だと思います。

スポンサーリンク

警察官にギャンブル好きは多い

警察官はけっこうギャンブル好きが多いです。

種類としては、パチスロ、競輪、競馬が定番ですね。

ギャンブル以外にも、酒好きや喫煙者も多いという特徴があります。

警察官はギャンブル禁止ではない

警察官というと、私生活でも品行方正な生き方を求められそうですが、特別ギャンブルが禁止されているわけではありません。

借金をしてまでのギャンブルは当然たしなめられますが、適度に楽しむ程度なら全然OKです。

むしろ、人によっては

「少しくらいギャンブルを知っておいた方がいい」

と言うくらいです。

警察官がギャンブルを知っていた方が良いと言われる理由

警察官の仕事に、「取調べ」というものがあります。

被疑者、犯罪をした疑いのある人と密室で二人きりになって、あーだこーだ話す仕事です。

被疑者となるような人は、結構な割合でギャンブルや酒、煙草の嗜好がある傾向にあります。

取調べにおいて、共通の趣味や話題があると、話が弾んだり、被疑者の心情理解が進みます。

その他にも、 生活安全課の許認可の部署になると、パチンコ店への立ち入りの業務があります。

こういった仕事の引き出しの1つとして、

「ギャンブルの知識があるのが良い」

ということですね。

スポンサーリンク

なぜ警察官にギャンブル好きが多いのか?

使えるお金がそれなりにあるため

警察官は過酷な勤務ではありますが、それなりに給料も持っています。

独身でたいして趣味がなければ、勝手に金がたまっている人も多いでしょう。

そういった状況から、パチンコや競輪などに使える金もそれなりに持っていると言えます。

平日の非番や休みの暇つぶしのため

交代制勤務の関係から、平日に非番や休みがあります。

娯楽がない町だと、

「パチンコに行く」

くらいしか休みにやることがない、なんてことになりがちです。

平日のパチンコ屋には非番の警察官が多いこと多いこと(笑)

私がパトカーで勤務中、警戒でパチンコ店の駐車場を見回っていると、非番の同僚の車をよくみかけましたね。

後々同僚にあった時に、

「お前○時頃ニラクに居ただろ~!」

みたいに話すのですね(笑)

組織内にギャンブル好きが多いため

組織内には、ギャンブル好きがとにかく多いです。

警察は体育会系、タテ社会であるため、先輩上司の言うことにはあまり逆らえません。

先輩上司から、 パチンコや競輪を誘われて、そのままはまってしまうパターンがよくあります。

こういった連鎖が続き、ギャンブル好きが多い組織が出来上がります。

上司は、部下の身上指導の中でギャンブルを窘めることもありますが、だいたいの上司も若いころパチスロで散財した経験があるため、あまり強く指導できない実態があったりします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
警察の組織事情