こんにちは、元警察官のyotaroです。
警察学校の通過儀礼の1つに「服務の宣誓」があります。
一般的な公務員でも「服務の宣誓」は義務付けられおり、だいたいが入庁式に代表が読み上げたり、書面で書いてさらっと終わるみたいですね。
しかし、警察の場合はさらっと終わるような代物でなく、受験者の覚悟を試すような通過儀礼として行われています。
コチラの記事では警察学校に関する疑問や噂に関する記事を網羅していますのでご活用ください↓
公務員の義務「服務の宣誓」を宣誓する
公務員として採用されると服務の宣誓義務が課せられます。
ざっくり言えば、
「法令を遵守し公平な仕事を心掛けます」
って感じの宣誓ですね。
教場でひたすら服務の宣誓文を読む!
あれは確か警察学校に入校した初日だか2日目の夜だったでしょうか。
服務宣誓文が記載された文書に署名をさせられます。
宣 誓 書
私は、日本国憲法及び法律を忠実に擁護し、命令を遵守し、警察職務に優先してその規律に従うべきことを要求する団体又は組織に加入せず、何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い、不偏不党且つ公平中正に警察職務の遂行に当ることを固く誓います。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=329M50400000007
署名はとてつもない緊張感の中で行われます。
教官から
「お前達の中に警察官になる覚悟が出来てない奴、今なら間に合うから帰れ!」
等の圧を受けながら署名します。
「汚い字で書いた奴は書き直しさせるからな!今までの人生で一番丁寧な字を書けよ!!」
教官がこんなようなことを言って、各机を見て回っていましたね。
今思い出すと笑えますが、当時はマジでビビりながら書いたことを思い出します。
その後はひたすらこの宣誓文を大声で読み上げます。
教官たちが納得するまで何十回読みあげたか分かりません。
だんだん読んでるうちにハイになってきて、何とも心地よい宣誓になるんですよ(笑)
終わるころには喉がガラガラです。