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【岩手県警不祥事】50代男性警部補がパワハラで懲戒処分!

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

岩手県警で不祥事が発生しました。

内容は以下のとおりです。

「ハラスメントの認識に誤りがあった・・・」 部下に「あほ」「ひきょうもの」 パワハラで男性警部補を本部長注意処分 岩手県警

11/3(金) 10:18

IBC岩手放送

岩手県警の警部補が職場の部下に暴言を吐くなどして9月に本部長注意の処分を受けていたことが分かりました。 9月22日付で本部長注意の処分を受けたのは、岩手県警本部に所属する50代の男性警部補です。 県警によりますと、男性警部補は去年7月ごろから今年7月21日までの間、男女複数の部下に対して、「あほ」「ひきょうもの」などの侮辱する暴言を発して、パワーハラスメント行為をしたということです。 被害を受けた警察官が今年6月ごろ別の上司に相談したことで発覚しました。 男性警部補は現在、部下を指導する立場から外れているということです。 警部補は「ハラスメントに対する認識の誤りから行き過ぎた発言や要求をしてしまった。不快な思いをさせて申し訳なかった」と反省しているということです。 県警監察課は「ハラスメント行為は職員が職務に専念できる環境を悪化させる極めて憂慮すべき事案で重く受け止めています。今後このような事案を起こすことの無いよう、再発防止の徹底をはかってまいります」とのコメントを出しました。

IBC岩手放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/5aacc107219b2c156a4549af06c1794d3ce2c0b4

50代の男性警部補が、パワハラで本部長注意の懲戒処分を受けたようです。

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本部長注意とはどの程度の懲戒処分なのか?

本部長注意、免職や停職とは異なり、懲戒処分の中では最低レベルの軽い処分です。

具体的には、県警のトップである本部長から、行為について諫める文書が届く程度のものです。

とはいえ、この本部長注意という懲戒処分を受けたことで、この警部補の勤務評定は大幅に下がります。

それにより、ボーナスの成績評定は最低レベルまで下がります。

通常もらえたであろうボーナスよりも、10万程度は減額されるのではないでしょうか。

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なぜ警察組織内でパワハラが無くならないのか?

警察組織内ではもう何十年もハラスメントが蔓延っています。

組織内でも、各種ハラスメントの防止のための教養は行われています。

しかし、それをやっていても全国各地の県警でハラスメント事案が発生しています。

なぜなのでしょうか。

未だにハラスメントを他人事として考える人間が多い

警察組織内には、ハラスメントをハラスメントと理解していない人間が数多くいます。

そういった人間が決まって言うのが、

・ハラスメントにあたるとは思わなかった。

・自分も受けてきたことだから。

等という、自己正当化も甚だしい言い訳です。

組織内でいくら教養指導を行っても、響かない人間には全く響いていない現実があるのです。

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警察組織内のパワハラを根絶するには?

パワハラの被害者が声をあげるしかない

パワハラをするようなタイプの人間は、人を選んでハラスメントを行っています。

狙われやすいのは、従順な人間、気が優しいタイプの人間です。

言い返してきたり、噛みついてくるような人間には、パワハラをしない傾向があります。

パワハラを根絶するには、やられた側が声を挙げるのが一番です。

パワハラを受けて病んでしまったり、退職を選ぶくらいなら、大事にして騒ぎにした方が組織にとってもプラスです。

今回発生したパワハラの被害を、しっかり公にした被害者、組織として厳正に対応した岩手県警は適正な措置をしたと言えるのではないでしょうか。

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