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パトカーがサイレンを鳴らさず赤ランプだけで走行している理由は?

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

街中で走っているパトカーを見てこんな疑問を持った方はいませんか?

「サイレンは鳴らしてないのにどうして赤ランプがついているの?」

緊急走行をしているわけでもないし、赤ランプだけ付けて走行している場合、どういった目的があるのでしょうか。

実際にパトカー勤務員だった私の経験を基に解説していきます。

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パトカーが赤ランプだけ点灯して走る理由と目的

周囲にパトカーの存在を知らせ、 事件事故の発生を予防するため

赤ランプを点灯させて走行するのは、パトカーを認識させて事件や事故を防止するためです。

何も悪いことをしていなくても、街中でパトカーを見るとドキッとしませんか?

パトカーを見かけた日は、少しだけ運転が慎重になったりしますよね?

赤ランプだけ点けて走行するのは、まさにそういう効果を意図しているのです。

パトカーの「あれ?」という走行には、必ず何かしらの意図があります。

積極的に取締りを行う時は赤ランプを点灯しないことが多い

上に述べたとおり、赤ランプを点灯している時は、パトカーの存在を周りに知らせて、事件事故を防止することが目的です。

逆に、赤ランプを点灯せずに走行しているときは、交通違反や犯罪者を積極的に捕まえようと探している時と考えることができます。

私の経験上、職務質問や交通指導取締りを積極的にやる時は、赤色灯を消して通常の状態で走っていました。

分かりやすいのは、夜間の信号機のある交差点です。

信号機で停止したら赤ランプを消して、走り出したらまた赤ランプを点灯する。

こんな動きをするパトカーを見たことはありませんか?

そういったパトカーは、赤信号無視の交通違反を検挙を狙っている可能性があります(笑)

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サイレンを鳴らしていないパトカーに道を譲る必要はない

赤色灯を点灯させたパトカーが後ろについてきたとしても、避ける必要はありません。

避けてほしい場合は、パトカーがサイレンを鳴らしてマイクで避けるように指示してきます。

パトカーが後ろについてくると、プレッシャーを感じるかもしれませんが、普通に走行を続けて大丈夫です。

パトカーに採用されている赤色灯の製造会社、パトライト社パトランプは普通にAmazonに売っています。↓

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