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30代警察官の年収はいくら?【元警察官の給与明細公開します】

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

今回は、私が現職だった頃の月収を皆様にお伝えします。

実際に警察官になるとどれくらい給料がもらえるのか?

これから警察官を目指そうとする方にとって、参考になると思います。

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これが警察官の給料明細だ! 30歳地域課巡査部長の月収は?

早速ですが、私の給与明細データを公開します。

参考として、この給料明細は私が以下の立場だった時のものです。

・地方のノンキャリ警察官

・年齢30歳 経験年数8年目

・地域課の巡査部長

それでは、地方ノンキャリ警察官、30歳、巡査部長の給与明細をご覧ください。↓

30歳巡査部長の月収は約390,000円、手取りだと約265,000円ですね。

地方の同年代と比較すると、そこそこもらっている方だと思います。

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警察官の給与明細の項目紹介

給与明細の各項目についてちょっとだけ解説します。

給与計算事務の担当ではないので、あまり詳細はお話しできませんが参考にしてください。

基本給・・・ベースとなる月給です。

いわゆる給与計算の基礎となる月給です。

時間外勤務手当算出のベースにもなっています。

時間外勤務手当・・・いわゆる残業代。

時間外勤務手当、超過勤務手当と言ったりしますが、残業代のことですね。

基本給の月額と、超過労働時間、階級による調整等により計算するそうです。

巡査部長だと、同い年の巡査よりも、ちょっぴり超過勤務の1時間あたりの単価も高くなります。

なお、警察官という仕事をやっていて、超過勤務手当が満額支給されることはありません。

当然ですが、支給される金額以上にサビ残があります。

警察官になる前に知っておきたい!警察官がブラックだと思われる理由5選!(労働環境編)

特殊種勤務手当・・・業務内容に応じて支給される手当。

警察官の仕事には、各種の細かい手当てがたくさんあります。

・パトカー運転の手当

・交通事故処理の手当

・犯罪捜査の手当

・検視・解剖の手当

等々・・・・これらの仕事に従事した時に手当が支給されます。

なお、これらの仕事を1日に何回やっても1回分しか支給されないのが不満でした。

住居手当

警察官に限らず、公務員は上限28,000円くらいまで家賃補助が出ます。

私が警察に入ったばかりの頃よりも、支給率は減らされています。

夜勤手当

警察官には泊まり勤務があるため、その手当ですね。

毎月同じ回数夜勤をしているはずなのに、毎月金額が異なる謎の項目です。

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30代ノンキャリ警察官の年収はどれくらいになる?

毎月これくらいの給料をもらっている警察官の、年収はいくらになるのでしょうか。

おおざっぱにですが、計算してみましょう。

月収380000円×12か月=4,560,000円

これにボーナスが基本給の約4か月分として 

269,000円×4=1,076,000円

毎月の月収と、ボーナスを足し算すると

毎月の給料計:4,560,000+ボーナス:1,076,000=年収:5,630,000

年収は5,630,000円になります。

実際毎月の給料にばらつきはあるでしょうが、年間だとだいたいこんなもんだと思います。

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所属する警察署や課によっても月収は変わってくる

今回は、実際に私が働いていたころの給与明細を紹介しました。

私は地域課という、比較的残業が少ない部署で働いていたので、残業が多い刑事課や生活安全課だと月収も少し高くなっていると思われます。

また、都市部になると給料も割増しになるので、首都圏の警察官は私の2割増しくらいはもらっているはずです。

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