これから学校に入る予定の方や入校中の方で、
「自分はホームシックになるのではないか?」
と心配されている方はいませんか?
私自身、一人暮らしや寮生活の経験がないまま警察学校に入ることになり、ホームシックにならないかとても不安だったことを覚えています。
「洗濯も一人でロクにできず、アイロンもかけられず、洗い物もしない・・・」
そんな甘ったれだった私でも、いつの間にかホームシックを克服し警察学校に適応できました。
実際に昔の私と似たような境遇の方は、参考にしていただければ幸いです。
新生活に多少のホームシックはつきもの
今までに親元を離れて暮らした経験が無い人の場合、多少ホームシックになるのは当然というものです。
これは警察学校に限らず、普通の会社に就職し、一人暮らしをする場合にも当てはまるでしょう。
私自身も初めての親元を離れての生活だったため、最初の数日は
「家に帰りたいな」
と思うこともありました。
忙しいとホームシックを忘れる!?
警察学校最初の1か月は、とにかく過密なスケジュールが組まれています。
土日であっても何かしらやることがあるでしょう。
私自身、学校生活の緊張と忙しさでホームシックは吹っ飛びました。
悩んでいる時間すら無く、いつの間にかホームシックも忘れていたというイメージですね。
まずは最初の一か月を乗り切ることを目標に
わたしの経験上、警察学校で一番辛い時期は最初の一か月です。
家へ帰ることも許されず、最低限の買い物くらいしか外出も許されません。
教官がめちゃくちゃ厳しいのもこの時期です。
逆に言えば、この時期さえ無事乗り切れれば、後の5か月なり9か月は何とか耐えられるものです。
初めての外泊から無事警察学校に戻ってこれれば・・・・
初めての自宅外泊では、警察学校であったことをたくさん家族に話すことでしょう。
だいたいが辛かったこと・大変だったことを話すと思いますが(笑)
実はこの外泊中に、親と今後の進退について相談するパターンが多いのですね。
私の同期生にも数人、このタイミングで辞めることを決断し、外泊から帰ってこない者がいました。
逆に言えば、この最初の外泊から警察学校に無事帰ってこれれば、その後の学校生活でホームシックになるようなことはほぼ無いでしょう。
慣れれば警察学校の居心地がよくなる
警察学校生活で2~3か月も経つと、毎週土日に自宅に帰れるようになっても、
「毎週帰るのもかったるいなぁ」
くらいのメンタルになります。
私自身、毎週は自宅に帰らず、土日に残っている同期と警察学校ダラダラしていることもありました。
自分の寮室が「自宅」くらいの感覚になってくるのです。
寮生活では孤独はあまり感じない
一人暮らしだと孤独感からホームシックになることもあるでしょう。
しかし、警察学校は寮生活であるため、同期生とよほど気が合わない場合を除き、孤独を感じることはあまりないでしょう。
寮生活では文字通り同期と寝食を共にするため、私は孤独を感じることはありませんでした。
むしろ、ちょっとくらい一人になりたい!
と思うことはありましたけどね。
ホームシックになることを心配している方もいると思いますが、少し耐えればなんてことはなくなるものですよ!