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警察官に向いてないのはどんなタイプの人か?

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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今回は、警察官には向いていない人、ならないほうが良いタイプの人についてお話します

警察官の仕事には向き不向きがあります。

能力が高い、低い以上に大切なのが、 組織風土とその人の考え方がマッチングしているか否かだと思います。

私が今まで見てきた人や、実際に仕事をした経験から、警察官にならない方が良いタイプを紹介します。

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仕事とプライベートのメリハリをつけたい人

仕事は仕事。

プライベートはプライベート。

という、メリハリのある生活をしたい人は警察官には向いていません。

警察の仕事は、休みであっても連絡や呼び出しがあるのが常です。

また、上司の身上指導などもあり、高額な買い物や交際相手などについても報告しなければなりません。

外出や外泊も、 行き先を必ず届け出します。

yotaroも現職中、休日であっても職場から呼び出しが無いか、 いつも気にかけながら

出かけたりしていました。

これに慣れてしまえばどうってことないんですが、 本当の意味で心の休まるプライベート

を過ごすことは絶対にできません。

yotaro自身、こうした環境が嫌になったのが警察をやめた理由の1つでした。

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気が弱くて大人しい、メンタルが弱い自覚がある人

警察の仕事は犯罪者や精神異常者を相手にする機会が多いため、あまりにも気が弱いタイプの方は向いていません。

仕事をやっていると、 犯罪者や精神異常者から様々な暴言を吐かれます。

こうした暴言に対して、 傷ついてしまったり、悩みやすい人は警察には向いていないと言えます。

直接言い返してはいけませんが、「税金泥棒なのははテメェだろ!!」と思うくらいの気持ちでないと遅かれ早かれ潰れてしまいます。

最悪、気を病んでうつ病になってしまうこともあります。

yotaroの同期にも何人かうつ病で休職している方が居ます。

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体力や健康面に不安がある人

体力や健康面に不安がある方に警察の仕事はおすすめできません。

警察の仕事は、夜勤や休日の出勤があります。

また、地域課のお巡りさんであれば、 1日中重い装備を着用して勤務しなければなりません。

そうした重い装備を着用しつつ、事件や事故の現場で長時間働くことになります。

拳銃、 警棒、耐刃防護衣、無線機、公用携帯等を常に持ち歩いての勤務は慣れるまでは本当に身体に応えます。

夏場なんか最悪で、重いし熱いしで、体中汗でべたべたになりながら丸一日過ごすことになります。

yotaroも地域課での勤務中は、 慢性的な肩こりや腰痛に悩まされていました。

この異常に多く、重たい装備品だけでも身体には相当負担なので、体力や健康面に不安がある人はやめときましょう。

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高い志がある人や組織を変えていきたいと思っている人

高い志があったり、組織や制度をより良くしていきたいと思っている人物は、 警察組織では非常に苦労します。

基本的に警察組織では、 上司からの命令を忠実にこなす兵隊が好まれます。

上司の命令に対して

「ちょっとそれおかしいんじゃない?」

と疑問に思う人は警察官には向いていません。

この組織で働いていると、 おかしなことや疑問に思うことがたくさんあります。

「この書類って無駄じゃね?」「今時FAXかよ?」「なんで手書き?」

警察組織にはしょうもないルールやしきたりがたくさんあります。

極めて保守的、閉鎖的な組織であるため、改善も一向に進みません。

高い志を持って警察に入った人は、組織に染まっていくか、どこかのタイミングで反発して辞めています。

おかしいことをおかしいと、声を大にして言ってはいけない組織です。

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警察官を目指す前に、自分が警察組織でやっていけそうか熟考しましょう

警察官の仕事内容だけに憧れて警察官になってしまうと、組織に入ってからがっかりすることがあります。

事前に警察組織がどんなところなのか?

じっくり調べてから目指すようにしましょう。

どんなに誇りある仕事であっても、過酷な勤務環境で身も心もすり減っていては元も子もありません。

警察官になる前に知っておきたい!警察官がブラックだと思われる理由5選!(労働環境編)

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