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警察官はマイホームを買うと転勤になる!?という噂をご存知ですか?

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

今回は、

「警察官がマイホームを購入すること転勤になる?」

という噂についてお話します。

こうした噂は、私が居た県警に限らず、色々なところであるようで・・・。

警察官への就職を希望する方で、将来マイホームを持ちたいと考えている方は

参考にしてください。

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前置き:警察官は県内全域を異動して回る

警察官はずっとマイホームに住み続けることは難しい

所属する県警の面積に大きさにもよりますが、警察は異動がかかれば基本的に異動先の警察署の管内に住まなくてはなりません。

緊急時の呼び出しに早く応じるためですね。

警察官は、住む場所すら制限を受けるのです。

隣の市くらいなら融通が利くかもしれませんが、大きい県になると市と市が離れているため、単身赴任を強要されるでしょう。

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マイホームを建てると異動になるという噂

私が居た県警には、

「マイホームを買った直後に異動になる」

という噂がずっと流れていました。

人事経験は無いので詳しい理由は分かりませんが、組織内では割と定説として語られています。

実際に、自分の身近な人がマイホーム購入後、遠方に飛ばされる事例を見ました。

そしてなんと、異動した先では住み込みの駐在所勤務に。

その方は

「せっかく家を買ったのに、駐在所住み込みなんて最悪だ。」

と嘆いておられました。

当然ですが、 異動に関する人事希望は通らなかったとのことです。

マイホームの所有は、 警察官の人事異動にはほぼ影響がありません。

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マイホームを持っている人はそこに住ませた方が良いと思う理由

異動に伴う旅費や家賃手当、単身赴任手当を削減できる

人事異動がかかれば、当然ですが莫大な移動旅費がかかります。

単身赴任であれば、単身赴任手当、民間アパートに住むなら家賃手当がかかります。

マイホーム所有者には、積極的に自宅に住んでもらった方が、県警全体のコスト削減につながって良いと思うんですよね。

警察官のワークライフバランスが充実

当然ですが、単身赴任の警察官は、休みを利用してマイホームに帰ります。

家族の顔を見るのは良くても1週間起きです。

平日に家族に何かあっても、すぐ駆け付けることはできません。

ただでさえ、夜間、休日に呼び出される宿命を持っている警察官です。

せっかく土日にマイホームで家族でのんびりしている所に、呼び出しの電話がかかってきたらすべて台無しですね。

せめて毎日一緒に住ませてあげて、 家族と一緒の時間を確保してあげる方がワークライフバランスが実現できるのではないでしょうか。

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実際警察官はどのくらいマイホームを持っているのか??

県内移動という条件がありながらも、警察官はマイホームを持っている人が多いです。

既婚者子持ちなら、半分以上がマイホーム持ちでしょう。

警察官人生をずっと賃貸や官舎で終える人もいますが、結構レアです。

なんなら独身のうちからマイホーム持ってたりする人もいますからね。

なんだかんだで給料も悪くないですし、当然ですがローンも組めますからね。

住む場所は、自分の実家近くや奥様の実家近くであったり色々あるようです。

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警察の組織事情