こんにちは、元警察官のyotaroです。
今回は、警察官の当直についてお話します。
当直勤務とは
警察は24時間対応と言われますが、通常の窓口は17時15分で終わりです。
それ以降は、最低限の人員が「当直員」として警察署に泊まっています。
平日であれば、午後5時15分から翌日の午前8時30分
休日であれば、 午前8時30分から翌日の午前8時30分まで
が当直時間帯になります。
当直勤務中の仕事内容
当直中は、基本的に110番通報の事件・事故の対応がメインです。
その他、警察署にかかってくる電話や来訪者の対応をします。
当直時間帯は限られた人員しかいないため、事案が重なると非常に苦しい勤務を強いられます。
それ故に同じ当直の人とは、ある種の団結感が生まれたりして、課の垣根を越えたつながりができます。
小規模な警察署だとその傾向が顕著ですね。
当直勤務はどれくらいの頻度である?
地域課の交番勤務であれば、3日に1回が当直勤務です。
刑事、交通、生活安全課等の部署であれば、6日~8日に1回当直があります。
当直勤務中の休憩時間は?
お昼休みが12時~13時にあります。
夕飯の休憩時間も18時~19時にあります。
夜間は21時~2時に寝る組と2時~7時に寝る組に別れて仮眠をとります。
一応休憩時間にはなっているものの、事件事故対応が優先になるため、当然眠れないこともあります。
当直中、夜中に叩き起こされるのも嫌ですし、寝てる人を起こしに行く方ももっと嫌です(笑)
当直が終わったらすぐに帰れる?
当直が終わり、翌日の午前8時30分過ぎてもすぐには帰れません。
場合によっては、引き継ぎが終わってからが本番です。
当直中に事件処理が終わらなかった場合、 当直後も当然のように残業です。
最悪、 当直の翌日であっても、 普段の日勤と変わらない時間帯に帰ることもあります。
経験上、午前中が魔のピークで、午後は意外と普通に乗り切れたりします。
警察官のブラックな労働環境についてはこちらで紹介しています。