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駐在所勤務は左遷なのか?【元警察官が解説します】

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警察官のyotaroです。

皆様は駐在さんに対してどんなイメージを持っていますか?

地域の顔?優しそうなおじさん警官?それともおっかないおじさん?

人によっては、

「駐在所は左遷された人が行く」

と思っている方も居るのではないでしょうか?

実際のところはどうなのか、解説していきます。

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駐在所に左遷で飛ばされるケースも「ある」

実際に駐在所に左遷で飛ばされるケースはあります。

極端に僻地の駐在所に飛ばされることがあります。

年度内に何らかのやらかしをしてしまった場合、次年度の異動でいきなり遠方の駐在所勤務になることがあります。

こうした人事異動の場合は、周囲の同僚が見てもわかります。

「あ、この人左遷されたんだな」と。

なぜ駐在所が左遷先になりがちなのか?

あまりにも僻地過ぎる駐在所は不人気で、誰もやりたがらないからです。

私が居た県警では、あまりにも僻地の駐在所は、公募人事といって、志願者が希望すれば行けるような仕組みがありました。

そうした公募人事を募集しても、当然応募者がいないこともあります。

そうした時に、何かやらかした人を懲罰的に駐在所に飛ばすわけですね(笑)

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駐在所への異動は、至ってフツーの人事異動

とはいえ、そういった左遷で駐在所に飛ばされるケースは稀です。

普通の配置換えの一環で、駐在所勤務というものが存在しています。

駐在所勤務だからと言って出世する人、しない人の違いもありません。

警察官の中には、駐在所の勤務にやりがいを感じて、志願して駐在所勤務を何年も続けている方もいます。

私生活や休みも制限がある駐在所勤務ですが、それだけ地域住民との繋がりも多く、面白い仕事なのです。

駐在所員の勤務形態を紹介!駐在所の休みはいつなの?

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駐在所勤務の人気は低下している

かつては、自ら進んで駐在所勤務をする人も少なくありませんでした。

奥様手当は出るし、家賃もほぼかからないですからね。

駐在所の妻は大変?駐在所の奥様の役割について【元警察官が解説】

近年、駐在所や交番への襲撃事件が増えていることもあり、駐在所への住み込みを嫌がる人は増えました。

万が一自分が不在の間、奥様や家族に危害を加えられるのは嫌ですからね。

昔は家族持ちでないと駐在所への住み込みはできませんでしたが、最近は単身赴任の駐在さんや独身の駐在さんも増えてきています。

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