こんにちは、元警察官のyotaroです。
奈良県警で不祥事が発生しました。
詳細は下記のとおりです。
巡査が酒気帯びでミニバイク運転、アルコール検査も行わず 停職3か月の懲戒処分 奈良・天理署
奈良県警は、天理署に所属する20代の男性巡査が、勤務中に酒気帯びの状態でミニバイクを運転したとして、停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。 奈良県警によりますと、20代の男性巡査は、9月2日午前10時ごろ、酒気帯びの状態で警察用のミニバイクを運転したということです。運転前にはアルコール検査をすることが定められていますが、行っていませんでした。 運転前に男性巡査とすれ違った同僚が酒の臭いに気付き、運転後になって指摘し検査したところ、男性巡査の呼気から基準値以上のアルコールが検出されました。夜中まで飲酒していたということです。 また、天理署では、運転前のアルコール検査が長期にわたって行われていなかったということで、安全運転補助者に指定された40代の警部補についても戒告処分となりました。 奈良県警の奥村直樹首席監察官は、「官民挙げて飲酒運転の撲滅に取り組んでいる中、警察職員が酒気を帯びて車両を運転したことは誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。職員に対する倫理教養を徹底して再発防止を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbf65e2d23c98d4582216c70ca9d677af1c0d314
二日酔い運転で巡査が懲戒処分を受けたようです。
結構あるある!?ザルなアルコールチェック
今回の記事で、天理署では運転前のアルコールチェックが適切に行われていないことも判明しました。
また、天理署では、運転前のアルコール検査が長期にわたって行われていなかったということで、安全運転補助者に指定された40代の警部補についても戒告処分となりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbf65e2d23c98d4582216c70ca9d677af1c0d314
このアルコールチェック、あくまで警察組織の内規で決められているものですが、適切に行っていないとなると、県民からの信頼を失いかねませんね。
しかしこのアルコールチェック、、割とどこの警察署でもザルになっていることが予想されます。
検知器を使わずに数値だけ入れたり、監察が来る直前になって書き始めたり・・・
実際に私が勤務してきた警察署でもそうでした(笑)
何か問題が起きるたびに、余計なチェックリストが増えて、結局ザルになってしまうのはどこの組織でもあるあるではないでしょうか?
適性に飲酒運転を処分したことは自浄作用が働いている?
今回のようなケースだと、ぶっちゃけもみ消されてもおかしくはない内容です。
実際に私が居た県警には、二日酔い運転の疑惑があるお偉い方が居ました。
監察課に内部通報もされていたようでしたが、フツーにもみ消されていましたよ。
今回のように、内部の不祥事が適正に処分されたことは、自浄作用が働いている証拠と言えるかもしれませんね。
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