PR

【元警察官が解説】交通警察になりたい!交通部門の警察官になる方法は?

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

yotaroをフォローする

こんにちは、元警察官のyotaroです。

今回は、交通警察官になるにはどうすれば良いか?についてお話します。

交通警察官は、交通事故の捜査や交通違反の取締をメインで行います。

各警察署の交通課や、高速道路交通警察隊、交通機動隊(白バイ)なんかも交通警察部門です。

比較的、一般市民の方が目にする機会の多い、馴染みのある警察の部署かもしれませんね。

スポンサーリンク

交通警察官とは?

警察官の中でも、交通部に所属する警察官のことで、交通違反の取締りや交通事故の捜査を行います。

交通機動隊(白バイ隊員)や、高速道路交通警察隊、各警察署の交通課などが交通警察官と呼ばれています。

スポンサーリンク

まずは警察官採用試験に合格すること

交通警察官になるためには、まずは各県警で実施する警察官採用試験に合格しなければいけません。

交通警察になりたい方であれば、なぜ交通の仕事をやりたいのか、面接で熱意をアピールして合格を勝ち取りましょう。

スポンサーリンク

警察学校を無事卒業すること

これも当然ですが、警察学校を無事卒業しましょう。

警察学校では、交通に関する授業もあります。

警察学校では、交通違反の取締り方や交通事故の処理方法を学ぶ訓練があります。

交通違反取締の訓練では、実際の切符を用いて訓練をするので、真剣に取り組みましょう。

警察学校のうちから仕事のイメージが出来ていると、警察署で非常に役に立ちますよ。

スポンサーリンク

警察署勤務になったら交通関係の実績を積むこと!

警察学校を卒業すると、いよいよ警察署での勤務です。

まずは、地域課の警察官としてスタートします。

この地域課という部署は、全ての警察部門にの基本となるところで、多種多様な現場に赴き初動活動を行います。

中でも、地域課は交通課との関りは多く、現場で一緒に仕事をする機会はよくあります。

交通課も外で制服で活動するという点で、地域課と共通する点がありるからですね。

交通関係の実績・経験は非常に積みやすいでしょう。

交通違反の取締を頑張る(切符をたくさん切る)

一番目に見えて分かりやすい実績は、交通違反の取締件数(切符の件数)です。

ここで数字をあげることが出来れば、交通課からの覚えが非常によくなります。

実はこの交通違反の取締、警察官でも嫌う人は多いため、少し頑張れば目立った実績をあげることは難しくありません。

また、交通違反の取締を通じて、違反者との対話スキルも磨かれていきます。

違反者の中には、当然違反を認めない方もいます。

そうした相手に対して、どうすれば違反事実を理解させることができるのか、苦心することでどんどん力が身に付きます。

交通事故の現場に積極的に臨場する

110番で交通事故の通報が入れば、積極的に現場に臨場しましょう。

物件事故であれば、地域課の警察官でも簡単に処理できます。

交通事故の処理件数も、交通課からは実績として評価されます。

頑張りが認められれば、交通任用課に行かせてもらえる!

交通関係で優れた実績を挙げていると、警察署の交通課から「交通任用課に行ってみないか」とのオファーがあります。

交通任用課に行くことが出来れば、来年度からはほぼ確実に交通課の警察官になることができます。

スポンサーリンク

交通警察部門で頑張ると、白バイ隊員や高速隊の道も見えてくる

交通警察官のなり方についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか。

交通警察として何年か経験を積むと、自身の希望に応じて白バイ隊員や高速隊に行くこともできます。

なお、必ずしも白バイ隊員や高速隊に交通課での経験が必須ではありません。

しかし、ある程度交通事故処理の要領が身についてからの方が、仕事がしやすい傾向があります。

交通警察は、雨の日も風の日も、外に出て活動する機会が多い部署ですが、やりがいもあるはずですよ。

交通警察になりたい皆さん、頑張ってください!

関連記事

警察官になる方法はこちら

刑事になる方法についてはこちら

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
警察の仕事