こんにちは、yotaroです。
毎年恒例の「年末年始の特別警戒」。今年も各県警で行われていますね。
年末年始になると、警察官やパトカーを見かける機会が多いな~なんて思っている方は居ませんか?
そうです、年末年始の時期、実際に町に出る警察官は増えています。
年末年始は各種の犯罪や事故の発生が増える傾向にあるため、犯罪を防止するために警察官が一時的にパトロールに動員されるんですね。
コチラは警視庁さんの記事です。
年末年始の特別警戒 警視総監が繁華街を視察[2022/12/17 06:16]
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年末年始の特別警戒 警視総監が繁華街を視察年末年始の犯罪を防ぐための警視庁の特別警戒に伴い、警視総監が繁華街を視察しました。 小島裕史警視総監:「都民生活の安全と平穏の確保に万全を期すため、職務に邁進(まいしん)されることを切に希望して訓示と致します」 小島裕史警視総監は16日...年末年始の犯罪を防ぐための警視庁の特別警戒に伴い、警視総監が繁華街を視察しました。
年末年始の特別警戒 警視総監が繁華街を視察|テレ朝ニュース
小島裕史警視総監:「都民生活の安全と平穏の確保に万全を期すため、職務に邁進(まいしん)されることを切に希望して訓示と致します」
小島裕史警視総監は16日午後5時すぎから新宿・歌舞伎町をおよそ700メートル視察し、「引き続き首都東京の治安確保に全力を尽くして参ります」と述べました。
警視庁は15日から来年3日の「年末年始特別警戒」の期間は、延べおよそ22万6000人を動員して警戒にあたるということです。
さすが警視庁さんです。
年末年始の特別警戒に22万6000人も動員するなんて「すごい」の一言です。
ところで、この22万6000人の動員、どうやって賄われているのでしょうか?
まさか、いきなりこの時期だけ警察官が増えることなんて有り得ないですね。
年末年始の特別警戒の実態 ほとんどが残業扱い!?
さて、この年末年始の特別警戒。
実態はほぼ現場の警察官の残業によって行われています。
この時期の警察官は、通常の勤務に加え、年末年始の特別警戒にも駆り出される訳です。
yotaroが実際に経験した年末年始の勤務形態をご紹介します。
例 三交代勤務の警察官 年末警戒スケジュール
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
18 当番 | 19 年末警戒 | 20 週休日 | 21 当番 | 22 非番 | 23 週休日 | 24 当番 |
25 年末警戒 | 26 週休日 | ・・・ |
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本来非番である日に年末警戒が割り当てられることになります。
特別警戒の時間帯は、警察署によってまちまちです。
なお、yotaroの居た県警では、18時~24時の時間帯が特別警戒の時間として割り当てられていることが多かったですね。
非番の日、例えば9時に帰宅して、またその日の18時から約6時間の勤務になっていましたね。
翌日休みとは言え、非常に体力的にはしんどい時期です。
ちなみにこの特別警戒、yotaroの居た県警では完全にサビ残扱いでした。
実際に年末年始の特別警戒は何をやっているのか?
ひたすらパトロールです。
この時期のパトロールは、交通違反や犯罪の検挙というよりも、犯罪の防止に重きを置いた活動になることが多いでしょう。
自ずと金融機関やコンビニ、スーパーへの立ち寄り警戒が増えます。
強盗や万引きの防止活動がメインですね。
基本的に、110番の事件や事故の処理は、年末年始の特別警戒の班とは別に居る、泊まり勤務の班が行います。(例外もあります)
特別警戒の班は、だいたいが前日の泊まり勤務で疲れ切っているため「あまり無理はさせられない」という共通認識があるからですね。
年末年始の特別警戒 非常に辛いが・・・
年末年始の特別警戒、非常にしんどい時期ですが、警察官自身の正月を守るためでもあります。
もし年末年始に大きな事件や事故があった日には、正月返上で仕事に来ることになります。
市民の安全と平穏を守ることはもちろん、警察官自身の穏やかな正月を守るためにも、特別警戒を頑張っています。