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【茨城県警不祥事】パトカーで速度超過の巡査部長と飲酒運転をした巡査部長が懲戒処分

この記事を書いた人
yotaro

警察歴8年、元某県警の巡査部長。
結婚を機に転職し、今は別の仕事をしています。
警察に興味のある方や、警察官試験に興味のある方向けに情報を発信しています。
実際の現場で経験した「リアルな声」をお届けしたいと思っています。

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こんにちは、元警官のyotaroです。

茨城県響で不祥事が発生しました。

内容は下記のとおりです。

時速180キロ、パトカーで走行 速度超過疑い 巡査部長を減給3カ月 飲酒運転で処分も 茨城県警

時速180キロでパトカーを運転したとして、茨城県警は26日、県警行方署地域課の男性巡査部長(30)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とし、道交法違反(最高速度超過)の疑いで水戸地検に書類送致したと発表した。
また、飲酒運転したとして、県警稲敷署地域課の男性巡査部長(56)を停職3カ月の懲戒処分とし、同法違反(酒気帯び)の疑いで龍ケ崎区検に書類送致した。
処分はいずれも同日付。
県警監察室によると、行方署の巡査部長はパトカーで昨年9月21日午前2時10~15分ごろにかけ、同県潮来市内を時速約165~180キロで、同県神栖市内を時速約96~103キロで走行した。
法定速度はいずれも時速60キロだった。
110番通報を受け出動中だったという。
稲敷署の巡査部長は昨年12月15日午後9時50分ごろ、飲酒後に同県龍ケ崎市内を私有車で運転。飲酒検問中の県警竜ケ崎署員に止められた。1月26日付で依願退職した。

茨城新聞社

時速180キロ、パトカーで走行 速度超過疑い 巡査部長を減給3カ月 飲酒運転で処分も 茨城県警(茨城新聞クロスアイ) – Yahoo!ニュース

パトカーによる速度超過、私有車での飲酒運転。

共に現場活動の要である巡査部長による不祥事です。

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意外とある?パトカー勤務員による速度超過

パトカーで法定速度を大幅に超過し処分を受ける、これと同様の処分は本年度中に京都府響でもありました。

私が把握していないだけで、他にもチラホラ起きているのではないでしょうか。

交通違反の取り締まりをやるパトカーで交通違反をするようでは、県民に対して示しがつきませんよね。

夜中は車や人通りも少ないことから飛ばしがちになることを考慮しても、180kmというのは度が過ぎ ています。

パトカーの速度は本部通信指令室で監視されている

この警官は知らなかったのかもしれませんが、パトカーの速度は県警の通信指令室で監視されています。

バレないと思って飛ばしたのでしょうが、実際は本部にバレていますし、しっかり記録に残ります。

人に見られなければ大丈夫、という考えは大間違いです。(そもそも道路交通法を守れという話ですが)

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無くならない警察官による飲酒運転

警宗官による飲酒運転、本年度だけで何人目?

というくらい処分されていますね。

組織内でも何度も繰り返し指導を行っているものの、なかなかゼロにはなりません。

本年度中に当ブログで扱ったニュースでもこれだけあります。↓

【富山県警不祥事】警察署長がセクハラで懲戒処分!巡査の飲酒運転も発生

【千葉県警不祥事】女性巡査が飲酒運転・無免許の彼氏が運転する車に同乗し書類送検!

【秋田県警不祥事】巡査長が酒気帯び運転で懲戒処分!

警察官の甘い?懲戒処分

ネット上では、警官の飲酒運転に対する処分に対して「甘いのではないか」という意見が見られます。

かなり率直な意見であり、私自身も懲戒処分を重くして良いのではないかと思います。

実際この茨城県警の警察官も、停職3か月の懲戒処分で済んでおり、依願退職になるため退職金はしっかり支給されます。

県民からの信頼を失うような不祥事は、警察全体の士気低下につながるため、厳正処分を望みます。

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